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プラスチックのメッキ工芸
- 脱脂：プラスチック表面に付着している油汚れやほこりを、界面活性剤や有機溶剤を用いて除去します。その後、十分に水洗いを行います。
- 粗化：プラスチック表面を粗くして、メッキ皮膜との密着性を高めます。一般的には、クロム酸や硫酸を含む溶液で処理します。粗化後も水洗いを行います。
- 触媒処理：プラスチック表面に触媒（主にスズやパラジウムを含む溶液）を付着させ、次工程の金属析出を促進します。
- 活性化：触媒処理後、活性化液（例えば、塩化パラジウムを含む溶液）で処理し、触媒を活性化させます。
- ニッケルメッキ：まず、ニッケルメッキを行います。ニッケルメッキ液中にプラスチックを浸漬し、電解または無電解メッキにより、ニッケル皮膜を形成します。この皮膜は、密着性と耐食性を向上させるための下地層となります。
- クロムメッキ（任意）：ニッケルメッキの上に、クロムメッキを行うこともあります。クロムメッキにより、光沢や耐摩耗性、耐食性をさらに高めることができます。
- 水洗い：メッキ後、表面に残留するメッキ液を水洗いで完全に除去します。
- 乾燥：水洗い後、適切な方法で乾燥させます。自然乾燥や温風乾燥などがあります。
- 検査：外観や密着性、厚さなどを検査し、品質を確認します。
切削加工+メッキ処理
素材 :ABS 加工方法 :切削加工+メッキ処理 加工日数：5-7日
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